他人に命を握られている

副業でアフィリエイトやクラウドソーシング等をやって、身にしみて分かったことがある。

相手の都合次第で、いつでも仕事を切られる。

すなわち「他人に命を握られている」のだ。

いつ切られるんだろうと毎日ビクビクしながら、明日が不安でしょうがなかった。

少しずつ仕事の頻度が減っていく場合もあれば、なんの前触れもなく突然仕事がゼロになることもある。

コワすぎ。

ふつうの仕事が全然できなくて、もうYouTubeくらいしかやれることないと思って最近少しずつ取り組んではいるものの、YouTubeも「命を握られている」ことには違いない。

真っ当なコンテンツを長年コツコツやっている人が突然BANされたり、収益化停止を食らったりする理不尽な世界だ。

真剣にやるほうがバカを見る。

YouTubeは遊び半分でやるくらいが丁度いい。

少なくとも、本業でやるようなもんじゃない。

スポンサーの機嫌をとるために表現を厳しく制限されるのに、そのくせ下品なスポンサー広告は平気で流しまくるGoogleのやり方にはホント反吐が出る……

ブログのGoogle広告もそうだ。あの品のない広告まみれのブログなんとかならんのか。吐き気をもよおす醜悪さ。昔は全然マシだったのに……

私怨で話がそれたやんけ。

ともかく広告収入、アフィリエイト、案件、クラウドソーシング、派遣etc……の仕事は精神衛生上よくない。

いつ収入が〝ゼロ〟になってもおかしくない恐怖を、ずっと抱えて生きていくことになる

同時にYouTube、Instagram、無料ブログetc……のプラットフォームについてもいつBANされるか分かんないし、突然サービス終了して使えなくなる可能性も全然ある。

だから、その場所でしかお金を稼げないというのはリスクが高すぎるし、つな渡りのような毎日のストレスに耐えられない。

となると、「自分の商品」が最強という結論になる。

自分の商品をもってると、YouTubeなど他人のサービスに「依存」する必要がなくなる。

漫画が描ける人は、一つの場所からBANされたとしても発表する場は他にいくらでもあるし、なんならネット活動に限らず、同人誌即売会などのイベントに出て対面で作品を売ることだってできる。

これって強い。

小説やエッセイを書ける人もそうだし、ハンドメイドで物を売ってる人も同様だ。

自分がやめない限り、仕事が突然なくなることはないし、ゼロからやり直す必要もない。

他人に邪魔されないという、その安心感たるや。

軌道に乗せるまではかなり大変だと思うけど、乗ってしまったらこれほど心強いものはない。

YouTubeみたいな、いつ泡のように消えるかわからない仕事にしがみつくよりはるかにマシだ。

なにより自分が元気であれば、歳をとっても好きなだけ続けることができる

とうに終身雇用も終わった時代だ。

他人に命を握られて、理不尽な世界で毎日ビクビク過ごすよりは、はるかに健全な生き方なんじゃないかと思う。